2015.12.16

パンフレットデザイン

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3ヶ月の時を

カメアトリエと一緒に歩んできました。

 

 

お互いが、お互いを何も知らないところから始まり

お互いを知ることから、長い時間をかけて

話をしていきました。

 

僕くらいの年齢になると

「家を買う」考えが

何度となく頭を過るタイミング。

 

「自分が家を買うなら、こんなことを思う。」

 

そんなお客さんの立場になって

このパンフレットの制作に取り掛かりました。

 

作り込む過程で、

なんども現場に通い、話し合い

家をつくる人の意見と、買う人の意見と

何度となく交差し、思い悩みましたが

 

「人のために何を考えてきたのか」

 

人がくらす環境を

人が考え

人の手によってつくられる形が

人の暮らしを豊かにする。

 

そこには、人として信頼される人々がいる。

 

全ては、

 

「みなさんの役に立ちたい。」

 

そんな想いをつづった一冊のパンフレットが

出来上がりました。

 

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フルオーダー住宅でもなければ

建売・分譲住宅でもない

セミオーダー住宅。

 

それが、トラストブロックです。

 

 

 

興味のある方は、カメアトリエにご連絡ください。

 

 

カメアトリエのロゴ

 

カメアトリエ

〒902-0075那覇市字国場37番地

Tel                098-836-7221

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2015.12.15

竹村農場

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「とにかく、ウソはつきたくない」

生真面目な考えを持つ彼の名前は

竹村爾朗。38歳

 

 

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サーフィンをこよなく愛する農業家。

 

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そんな彼とは、

もう6年ほどの付き合いになる。

 

農業の話を

熱く語り始めたのは

2年ほど前ぐらいから。

 

独立に奮起しているころだったと思います。

 

農業に対する手応えを感じ始め

夢と希望に満ち溢れていた時期。

 

それはとても嬉しそうに

農業に対する自身の心構えを

たくさん話してくれました。

 

しかし、

会社を辞め、晴れて自由の身となった頃、

彼はすぐに農業をやらなかった。

 

現実との狭間で、心が揺れ動いていたそうです。

 

一歩踏み出せば何かが見えてくるのに

現実がそれをすぐにはさせてくれなかった。

 

怯えて前に動けない自分もいたと思います。

 

野菜を作る前に、

まずは「人間作り」を

行わなければいけなかった。

 

沖縄県の小さな集落では、

戦後の名残が今でも少なからず残っており

その当時、内地より召集された兵隊から

ひどい仕打ちを受けたのだと思います。

 

ウソをつくやつ、ぶん殴るやつ

ひどいことをいえば、仲間を殺すやつ。

 

そんな時代を耐え忍んだ人々は

内地からの移住者である僕たちのことを

「大和人(やまとぅんちゅ)」と呼びました。

 

戦前、戦後初期を生き抜いていない

僕らの世代では

履歴書という紙の中から

自分の歩んできた経歴を見てもらい

2〜3言葉を交わすだけで

合否が決まる。

 

誰かが言っている言葉を

機械のようにはなし、

自分の思うこととは真逆のことを口から放つ。

 

シンプルに

「仲間になりたい」

その想いを伝えるだけなのに。

 

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野菜を作らせてもらう前に

自分自身をどーいう人間なのかということを

まずは伝えるところから始めたそうです。

 

 

こんな土臭い人は、個人的に大好きです。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.10.13

とある、農家との話

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ず〜っと前から、

農業について話をしている仲間の話。

 

彼は現在、オクラを栽培しているのですが

 

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独立してまだまもなく

自分にとって合う

「栽培方法」「育てる植物」は一体なんなの?

というところを試行錯誤試している。

 

未来の農業について、

とても真剣に考えている一人。

 

でも、実際に独り立ちをして

いろんな現実を目の当たりにした時に

「本当に農業でやっていけるのか?」と、

思い始めたそうです。

 

それでも、生活のため

 

 

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できるだけお金になる植物を育てる。

できるだけ面倒のかからない植物。

できるだけたくさん収穫できる植物。

 

 

という、考え方のように

悪循環が彼の頭の中で

生まれ始めてました。

 

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よくよく考えると

生産者と業者の立場が

逆転してしまっているじゃないか。

 

 

手間暇かけて栽培した立派なオクラなのに

形をゆうせんして

曲がっているものには、合格点を与えない仕組み。

 

彼の畑で、実際に仕事をさせてもらい

改めて、農家の大変さを実感させてもらいました。

 

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消費者には伝わらない、農家の苦しみ。

 

 

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曲がっているのも手間暇、味は同じなのに

 

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形だけで、B級品。

 

 

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生産者が多い分、買取価格も半値以下。

 

結果、安く販売する。

 

この循環が良くないと感じました。

 

 

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本当ならば、

感謝しなくてはいけない存在の人たちなのに。

 

 

 

 

「当たり前」とはなんなのだ?

 

 

 

 

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そんな考え方をぶつけてくる彼から

仕事の依頼で声をかけてくれた時

嬉しくて仕方ありませんでした。

 

 

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これからがとっても楽しみです。

 

 

 

乞うご期待。

 

 

 

 

 

2015.10.08

ロゴマークデザイン

 

 

 

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ちょうどこの頃から、トラストブロックの処女作

一棟目の建設が始まりかけ

良いタイミングで、始まりから見る事が出来ました。

 

 

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まだまだ現在進行中で、完成まで時間を要しますが

日を置いて、10日ほどかな?

足を運びました。

 

はじめは無機質なブロックが並び

日を追うごとにヒノキの香りが漂い始め

屋根が覆いかぶさる頃には

温もりを感じる

柔らかい室内に変わっていっています。

 

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模型では感じ取れない何かが

現場にはあるので、大好きです。

 

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そんな、ひたむきに前進する

カメさんの考えを見てきた中で

 

この建物の顔って

いったいどこなんだろう?

というところで二人が一致した部分は

 

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トラスとブロックが交わる部分。

 

そして、

「今回作るロゴマークが建物の一部分にもなれば」

 

と勝手な想像から、

 

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将来、トラストブロックのオリジナルブロックが

できたら最高だな〜という気持ち乗せて

お話したところ

「それ、いいですね〜」

とかめさん。

 

 

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いつでもどこでも素早く作れる事を売りに

安定供給できる「既製品」として選ばれた

木造トラスとコンクリートブロック。

 

 

ロゴタイプは、新しいものをあえて作る事をせず

その素材の特性に習い

既製品を使う事に決定しました。

 

 

古いものと新しいものを掛け合わせる事を好む

カメさんの意向から

 

リュウミンシリーズの書体を選びました。

 

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使い分けができるように

日本語版もリリースしました。

 

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次は、パンフレットの制作です。

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

2015.10.06

トラス と ブロック 

 

 

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この建物の性格や、特技、長所や短所など

一通り教えてもらった中で

 

亀「中村さん、まだ名前が決まってないんですよ〜」

 

中「お〜、それはいけないね〜」

 

亀「わかりやすくて、覚えやすい

それでいて、説明しやすい名前がいいな〜」

 

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「分かりやすいお家作り」がコンセプトだから

名前もそこにリンクしていた方がいいね〜

と、いう事になり

 

この建物の特技である

木造トラスと

コンクリートブロックの混構造をそのままに

 

トラス と ブロックで

 

「トラストブロック」と

名前が決まりました。

 

沖縄だし英字表記があっても

いいんじゃない?

という事にもなり、

 

「TRUSST BLOCK」

 

としました。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.10.05

カメアトリエ × らむかな制作所

カメアトリエのロゴ

 

随分と久しぶりの投稿ですが、

この数ヶ月、何をしていたかというと

ずっとこの人を追いかけてきました。

 

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設計事務所・カメアトリエの亀さん。

 

彼の手がける新しい住宅シリーズの中で

今回は、「わかりやすいお家作り」をテーマに

むづかしい観点にとらわれることなく

作りやすいお家をブランディングしたいのだと

誘いを受けました。

 

自身の根本的な部分の考え方に変化を与え

今まで接してきたお客さんの意見を沢山集め

おうちが出来るまでの経過を

わかりやすく組み立てられる、

そんなお家作りをしたいのだ。

 

 

 

大まかに、

XSサイズ / Sサイズ / Mサイズ / Lサイズ / XLサイズ

決まったフレームが5種類あり

そのフレームを基に、

自分の思い描く間取り、生活環境を共に考え、

整えていく仕組み。

 

外装はわかりやすさを追求し

若葉色の屋根をかぶった

シンプル形に仕上がっていました。

 

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現在進行中の建物模型。

 

 

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若葉色の屋根を外すと

木造の骨組みが現れます。

 

沖縄では盛んなコンクリートスラブ構造と比較すると

空間熱を循環させより良い生活環境ができるのだ。

 

しかも沖縄ではなかなかお目にかかれない

木造のトラス構造。

 

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屋根を支える躯体は、

みなさんもご存知のコンクリートブロック。

 

沖縄県では、安定供給しており

台風にも耐える丈夫な素材として、

多く使われている材料の一つ。

 

木造トラスもコンクリートブロックと同じように

安定供給できるため

災害などで壊れたときに

修理しやすい状況まで

合理的に考え、設計したそうです。

 

この素材から何が生まれるかな。

わくわく、ドキドキ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

2014.09.07

Don’t worry , Be happy コスタブラバへの道 Vol.3

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外国は、とても魅力が沢山詰まっていて

それでいて、一度にはつかめない

何度も足を運んで、物思いに耽ってみたり

時には、電気が体中を走るくらいの刺激を受けて

 

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物の見方を教えられたり

 

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だれにも邪魔されず

ぼ〜っとできる。

 

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そう、ここは

 

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コルク博物館であり

 

鉄のオブジェが沢山並ぶ

美術館でもあります。

 

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そこは、とてもとても気持ちのよい

お気に入りの場所です。

 

 

 

 

2014.07.25

Don’t worry , Be happy コスタブラバへの道 Vol.2

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ミュンヘンを経由し、バルセロナまでの空。

とても暖かい表情で僕たちを迎えてくれました。

 

雨の影響もあって、到着時刻は予定よりも1時間ほど遅く

現地時間の23時を回っていました。

 

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ホテル向かいには世界遺産のサンパウ病院。

ちょうどこの頃、満月になりかけた月が。

一晩バルセロナで過ごした後、

現地時間18時発の高速バスでパラフルゲルへ。

 

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なんか、犬みたいでかわいいバスです。

約2時間位でしょうか、

旅が始まってから飛行機内で座りっぱなしでしたので

疲れが出てしまい、バスの中では到着まで

ず〜っと寝ていました。(もったいないww)

 

日本からパラフルゲルまでの到着日数は2日半。

到着すると辺りは暗く、少し肌寒い感じ。

 

この時期、沖縄と同じく

コスタブラバも観光ハイシーズンまっただ中で

キムも仕事疲れ。

久々の再会ではありましたが、お互いにに疲れに疲れて、

挨拶はそこそこに

バスターミナルからキムの愛車でタマリウ地区へ。

 

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お家にいくのかと思いきや

友人のお店

[CAN TONET / カントネット]  Google map

に到着

 

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フェラーリを転がすジュエリーデザイナーのモミー。

 

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ダニエル、エヴァ、ダニエルの妹。

みんな、いかしたやつばかりだ。

 

「挨拶はいいからかんぱいしよ〜ぜ〜!!」

 

と、でてきたレモンビール。

 

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疲れてのどが乾いていたので

一気に飲み干すと

 

次は、リポビタンDの凝縮版みたいなお酒がショットで・・・。

 

「これが挨拶代わりだから!」

 

と一気に飲み干すと

酔いが回り始め、テンションがmaxに!

結局この日は3件はしごして撃沈。

 

帰りにモミーのフェラーリに乗せてもらいましたが

生まれて初めての体感?

 

やっぱフェラーリはすごいっすね〜

 

車内で流れていたMaxima FM。

夜中のドライブには最高のラジオです。

 

かっこよかったです。

 

着いた初日から、とても濃い夜を堪能しました。

 

モミー、ありがとね!

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

2014.07.24

Don’t worry , Be happy コスタブラバへの道 Vol.1

 

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昨年、ヨーロッパをトリップ中に訪れた

スペイン・バルセロナ。

 

まさか自分たちが〜!!

 

と思っていたスリにまんまと引っかかり、

大事なカメラと旅の思い出を持って行かれた

大ハプニングから1年。(涙)

 

高額なカメラと、

お金では買えない思い出がなくなった事に

ショックの度合いが大きすぎ、

一時は嫌いになったスペインでしたが

 

 

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取ってもいないのに、まるで自分が悪かったかのように

何度も何度も頭を下げ、誤ってくれた

友人「Quim(キム)」は

 

 

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自身の友人や

 

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親族などに会わせてくれたり、

 

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自身の好きな秘密の場所などに連れて行ってくれたりと

普通の旅行では経験できない

貴重な時間を僕たちに与えてくれました。

 

 

そんな心やさしい友人と、

見ず知らずの日本人を暖かく迎え入れてくれた

友人の家族や仲間と交わした約束。

 

 

「来年は、日本の家庭料理でお礼するね!」

 

 

この約束を果たすため

再び戻ってきたスペイン。

 

到着後の予定を前もって考えておりましたが

友人の都合もあって、急遽決まった行き先

 

Costa brava Parafrugell

[コスタブラバ パラフルゲル]

 

ここでの二週間、

僕たちは、様々な楽しみや感動

そして、現地の人々のやさしさや温もりに

触れる毎日が始まりました。

 

つづく