2016.02.06
ててて見本市2016
行ってきました。
ててて見本市。
まだまだ紹介したいものがたくさんありますが
とてもいい作品ばかりが勢揃いしていて
あっ!と驚く暇もなく
次から次へと目が横に、
そして今度は目が縦に。
ただ、売ることだけに
考えを走らせるものとは違い
ひとつひとつ思いを込めたものが
手に取ることで
アイデアの先端が見え
なるほど、こんなこと考えていたんだ。
と、改めて人間の凄さを
考えさせられました。
物として形は決まっていますが
機能をそれぞれの観点から見直すと
その人たちに合った形ができる。
これだから、
ものづくりは楽しいし
作っている人を追いかけることが
やめられないのかもしれません。
いつの間にか忘れ去られた
「物を大切に、長く使おう」
高価な物も
いつの間にか「消耗品」となった現代。
その流れに逆らう様に
日本のものづくりは
人々により見直されています。
その物を作る
作者の代弁者として
自分が物の本質を伝えるならば。
そんなことを毎日考えています。
触らないと
使わないと
作るところから、
たくさんのコミュニケーションをとらないと
考えてることだったり
言いにくいことだったり
失敗したことも
なんども試作してたどり着いたことも
消費者には伝わらない思いが
シンプルにできた形の中に
たくさんたくさん詰まっているんです。
だから、完成までに時間がかかるんです。
金額も、その内容に、
でも多くの人に使って欲しいから。
使ってポイ。
ではありません。
忘れていませんか?
「物を大切に、長く使おう」
そんなことを思った
ててて市2016
ありがとうございました。