2016.02.06

ててて見本市2016

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行ってきました。

ててて見本市。

 

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https://www.samgha-jp.com

 

 

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http://www.yoshitadesign.com

 

 

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http://htc-botanica.com

 

 

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http://www.hinolab-m.com

 

 

tete6

 

http://www.suno-morrison.com

 

 

tete7

 

http://onami-sibori.com

 

 

tete8

 

http://www.ishiikoji.jp

 

まだまだ紹介したいものがたくさんありますが

 

とてもいい作品ばかりが勢揃いしていて

あっ!と驚く暇もなく

次から次へと目が横に、

そして今度は目が縦に。

 

ただ、売ることだけに

考えを走らせるものとは違い

 

ひとつひとつ思いを込めたものが

手に取ることで

アイデアの先端が見え

なるほど、こんなこと考えていたんだ。

と、改めて人間の凄さを

考えさせられました。

 

物として形は決まっていますが

機能をそれぞれの観点から見直すと

その人たちに合った形ができる。

 

これだから、

ものづくりは楽しいし

作っている人を追いかけることが

やめられないのかもしれません。

 

いつの間にか忘れ去られた

 

 

「物を大切に、長く使おう」

 

 

高価な物も

いつの間にか「消耗品」となった現代。

 

その流れに逆らう様に

日本のものづくりは

人々により見直されています。

 

 

その物を作る

作者の代弁者として

自分が物の本質を伝えるならば。

 

そんなことを毎日考えています。

 

触らないと

使わないと

作るところから、

たくさんのコミュニケーションをとらないと

考えてることだったり

言いにくいことだったり

失敗したことも

なんども試作してたどり着いたことも

 

消費者には伝わらない思いが

シンプルにできた形の中に

たくさんたくさん詰まっているんです。

 

だから、完成までに時間がかかるんです。

 

金額も、その内容に、

でも多くの人に使って欲しいから。

 

 

 

使ってポイ。

 

 

 

ではありません。

 

 

 

 

忘れていませんか?

 

 

 

 

「物を大切に、長く使おう」

 

 

 

 

そんなことを思った

ててて市2016

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2016.02.01

明日より

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明日より3日間、

お付き合いさせていただいている

業者さんと一緒に

ててて見本市に参加するため

東京へ。

 

ててて見本市

http://tetete.jp

 

東雲TOLOT
http://www.heuristic.com/tolot/

 

 

毎回のように

商品の開発から話し合いに参加。

 

いつものように

ギリギリの制作工程の中で

商品カタログを作りますが

物ができてからでないと

商品の良さは伝えきれないので

ギリギリまで見たり触ったり。

 

人とのコミュニケーションも大切ですが

物とのコミュニケーションも大切です。

 

毎回、撮影からコピーライティング、撮影まで

自分一人でこなしていましたが

今回は粋な計らいから、

カメラマンとライターを用意していただき、

楽しい制作内容となりました。

 

そして今回、展示会に参加します。

 

残念ながら、展示会が終わるまで

作品を披露することができませんが

沖縄の南風が聴こえてくる

そんな作品です。

 

機会があればぜひ、ご来場くださいね。

 

そして、1年ぶりかな?

 

久しぶりの東京です。

 

誰とは言いませんが、

時間の許す限り

こっそり会いに行きますね〜。

 

 

 

2016.01.22

シンクの改造

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沖縄で出会った

同じ栃木県出身の後輩「まさと」。

 

鉄の作家を目指す

若きファイター。

 

栃木では鉄工所の工員として働き

益子から今帰仁村へ移住してきた。

 

そんな彼の存在は

付き合いのあるカメラマンからの紹介で知り

2度ほど今帰仁にあるお家を訪ねたが

タイミングが悪く、なかなか会えずじまいだった。

 

そして、初のご対面。

 

この事務所の改造をきっかけに、

大工さんからの提案で

彼に仕事をしてもらうことになった。

 

仕事の内容は

キッチンに置かれた古いシンクの改造。

 

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この手のシンクは、木製部分が腐食して

カビていることが多く

このシンクも腐敗が進んでいて

使いたくても使いたくない感じの

ものだったのです。

 

改造当初から

ぼくがイメージしていたものは

長く使える

鉄のフレームのみのシンク。

 

釣り好きのおじさんが

自宅の庭に、

魚を捌くための簡易的なシンクを置いているのを

見たことありませんか?

 

綺麗にピカピカではなく

 

あっさりしていて

工場に置かれているような

すこし汚いシンク。笑

 

そんなシンクができれば。

 

なんてことを、

彼にはなし、

 

 

 

予算も少ない中で

できる範囲のことだけを頼み

かたちにしてもらったものが

 

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いや〜、あっさりしてて、かっこいい。

これぐらいが、ちょうどいいんです。

 

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キッチンに収まった全体の加減も

イメージ通り。

 

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白に映える薄汚れた

マットなギラギラが、いい感じです。

 

本当は、こんなものではなく

もっとしっかりしたものを

彼は作りたかったと思いますが、

 

こんな僕の気持ちを受け止めてくれた彼に

心から感謝しています。

 

まさと〜!

 

ありがとね〜〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016.01.20

工事も終盤

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改装工事を始めて2週間。

残す所、床にクリアを塗るだけ。

 

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今回の内装のテーマは

 

「木工所」。

 

大工さんの工場はとても使い勝手が良く

大物の建具や家具などを作るときは

できるだけ広いスペースを確保するのに

作業台を簡単に解体 & 運べる。

 

そんな所に、少し憧れを感じていました。

 

元に戻すときも簡単。

 

レイアウトだって、簡単に変更できる。

 

収納も、木工所で良く見かける形。

 

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かなりオシャレに作ってもらいましたが、

基本は、木工所。

 

今回、この棚を作ってくれた大工さんは

factreeのたけしくん。

島ドーナッツの旦那と言ったらわかるかな?

 

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作業テーブルは

少し高めの1050mm。

仲良くしているLITTAI仲地さんの

作業スタイルが気になっていたので

これを機会に、

自分も立って仕事をしてみようと試みました。

 

 

 

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立った状態で肘をついても

姿勢が崩れないように

自分の身長に合わせて

作りました。

 

そして、以前から悩みを抱えていた部分の解決策。

 

写真の撮影の際

予算の問題だったり、

スケジュール的に間に合わないときなどは

どこでも撮影キットのような形で

色々な場所が撮影場所なりますが、

 

あのときスタジオがあったらな〜

もう少し広い場所があったらな〜

なんて思うことも多々ありました。

 

そんな問題を解決する案を

木工所から学びました。

 

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こんな風に作業テーブルを分解して

 

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こんな広い場所に変身!

 

細かいものが入ってきたら

こんなにうまくいくとは限りませんが。汗

なるべくものを増やさないように

努力努力。

 

それでも、電気も付け替えれるし

撮影機材も一通り揃えているので

簡易的なスタジオとなると思いますが、

 

お付き合いのあるカメラマンさん、

 

安心してください。

 

名護にもスタジオを作りましたよ!

 

もちろん有料ですよ!

 

これが終わったら、案内状をおくりますね〜

 

 

 

 

 

 

2016.01.16

事務所移転作業

新年あけましておめでとうございます。

 

新年早々、1月2日より、

事務所移転のため

改装工事をしています。

 

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完成までは

今月いっぱいくらいまでかかりそうですが

イメージ通りに仕上がってきています。

 

解体作業は友人の助けもあって

早々と終了することができましたが

天井を解体中、腕にブツブツが。

 

かゆいし、かけばかくほど

ブツブツが増える。

 

初めての経験でしたが、

原因は、アスベストによる

アレルギー反応でした。

 

沖縄復帰後の建物のため

その当時使われていた素材は

アスベストを含む素材が多く

今回借りた建物の素材は

アスベストだらけ。

 

おまけに、天井をあけると

コンクリートがむき出し

叩くとボロボロ崩れ落ち

天井全体が、崩壊しています。

 

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復帰直後の沖縄は、

需要と供給が釣り合わず

コンクリートに混ぜる砂は海砂。

 

海水を含んだ海砂であるため

中に埋め込んだ鉄筋は

当然錆びます。

根元まで錆びが浸透しているため

修復してもいつかは崩れます。

 

形あるものはいつかは無くなる。

 

本来ならば、危険除去で

あるべき姿に戻すのでしょうが

あえて、修復せず

そのまま残すことが意味のあることだな。

そう思いました。

 

そして、お隣さんに

極力迷惑のかからないように

仕切られた壁には

大きな棚を作りました。

 

名護に根づこうと頑張っている

先輩の大工さんに作ってもらいました。

 

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一人で作業するには

もったいないくらい広い場所ですが、

 

助けてくれたみんなに支えられて

その願いがようやく叶いそうです。

 

たけしくん、

じろーくん、

やまーだ

まさとくん

 

ありがとね!

 

今月いっぱいは工事しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.12.17

農業家の種を、らむかな制作所の畑に植えました。

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芽が出るか、出ないか、

どんな形で、どんな実をつけるかは、

本人次第ですが、

とても魅力的な植物であることは確かです。

 

品種は「竹村農場」。

 

成長過程を見守りたいと思います。

 

記事はこちら

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2015.10.24

ありがとう5周年

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らむかな制作所の片隅から始まったおやつ工房。

 

オープン当初は、ドキドキハラハラの連続でしたが

 

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嫁さんをとりまく人たちの

やさしい声援が

毎年はげみなって

 

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5年も続けさせてもらいました。

今年も、感謝の気持ちをこめて

100円セールをやるそうです。

 

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ししまるもまっているので

 

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ぜひぜひ、足を運んでみてください。

 

 

 

2015.10.15

去年のプレゼント

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自分にとってみれば

沖縄で、デザインをがんばってこれる

「源」になった人。

 

この人との出会いは、

ちょうど、らむかな制作所が

出来て、始めたばかりの時。

 

駆け込み営業で、

無我夢中に、仕事を探しまくっていた6年前。

 

今も見えてませんが

自分の足元がもっと見えていない頃。

 

 

悶々とした日々を過ごした毎日でしたが

ある日突然、

ずんぐりむっくりな

一人の男がドアを割って入ってきた。

 

 

部屋の状況を見渡しながら

 

 

「あの、ここは何屋さんですか?」

 

「えーと、デザイン事務所です。」

 

「デザイン?なんの?」

 

「グラフィックデザインです。」

 

「ちょっと、中に入ってもいいですか。」

 

 

という出会いから、

付き合いが始まりました。

 

その当時のらむかな制作所は

田舎町にとってみれば

少し奇抜だったかもしれません。

 

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全面ガラス張りの奥は

macが並び

その光景を見て

 

「漫画喫茶ですか??」

と言われる始末。

 

その光景を見た彼も

何屋なんだ?

と、思ったそうです。

 

 

彼はその当時、

らむかな制作所から車で5分ほど行ったところの

設計事務所で設計士をしていた。

 

知識が豊富で

旅が大好き。

酒をこよなく愛する

バスケットマン。

 

そんな彼は、自分のやっていることに

初めて興味を示してくれた人。

 

今では、仕事で

何か腑に落ちないことや

迷いが生じた時は

 

打ち合わせの帰りがけに立ち寄り

デザインのことについて相談できる

良き兄貴。

 

 

そんな彼は現在は独立し、

とても魅力的なお家を設計している。

 

 

 

ここ最近、顔をあわせることが

少なくなりましたが、

 

 

そんなお世話になっている

兄さんの去年の誕生日に

自分のやっていることで

何かプレゼントは出来ないかと

考えました。

 

 

彼は現在、自身の兄さんと

 

 

LITTAI METAL WORKS

 

LITTAI SPACE WORKS

 

 

「鉄」と「家」で勝負している。

 

 

このチームのロゴマークは

 

 

LITTAI10

 

このマークを使って

彼がやっていることを表現できないかと思って

 

littai12

 

をプレゼントしました。

 

今年は、酔った勢いで

一杯、5,000円もするウイスキーを

おごると言ってから

半年が経ってしまいました。

 

仲地さん、

忘れてませんから

時間が空いたら飲みに行きましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.10.08

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何かこう、

光と影が絶妙な頃合いになりかけた頃

いいな〜と思う形が出てきます。

 

 

このタイミングには

早く出てくる人もいれば

遅く出てくる人もいるし

 

僕は、その点に関していえば

劣っている方なので

制作にはどーしても時間がかかります。

 

依頼してくれるお客さんを知る(遊びに行ったり)

必要があり

たくさん会話したり

そのものが持っている価値観だったり

実物をなんども見に行ったり

食べたり、雰囲気を感じてみたり

いろいろなところを

たくさん知って理解する必要があると同時に

自分の事も知ってもらう必要があるんです。

 

 

はじめのうちは、お互いどこかに壁があって

お互いが

言いたい事だったり、

聞きたい事だったり、

知る機会を逃してしまうところはたくさんあるけれど

 

 

なかなかそうはいかない事もありますが

仕事でも、本音で話せる仲になる事が

お互いにとって一番ベストですよね〜。

 

 

 

さて、カメアトリエとのお仕事が

中盤を迎えました。

 

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今回のお話は、ロゴマーク制作に関してです。

 

「現場に行って吸収すること」を

再確認させてもらいました。

 

ありがとう、カメさん。

 

興味のある方は見てみてください。

 

よろしくお願いします。

 

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http://www.ramukana.net/mumu/kameatelier/

 

 

 

2015.10.05

作業日誌

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この数ヶ月、この人を追いかけていました。

 

お客さんから依頼があってから、

作品ができるまでの間

内緒にしなくてはいけない状況が多く

出来上がるまでの過程を

見せることができませんでしたが、

今回から、少し自分のやっていることに

変化をくわえたいと思い

お客さんから了解を得た上で

作業日誌をつけることにしました。

 

いつも、表面的な部分で

物事を捉えられることが多いので

どんなやり方なのか

これを良い機会に

知ってもらえればうれしいです。

 

作業日誌はこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://www.ramukana.net/mumu/kameatelier/